産地:フランス ボルドー
品種:セミヨン60% ミュスカデル30% ソーヴィニヨン・ブラン10%
【輸入元様資料より】
■ストーリー
キュヴェ名のギャリペットとは「でんぐり返し、又は、セックスをする」という意味ですが、
生産者の真の意図は、ラベルのデザインやキュヴェ名から想像を膨らませてほしいという遊び心が込められています。
■テイスティングコメント
濁りのある濃いめのイエロー。
フレッシュな青リンゴや洋梨などの爽やかでピチピチとした果実味に、ペパーミントなど清涼感のあるアロマ。
きめ細かく軽やかながら、しっかりとした泡立ち。塩分をしっかりと感じるようなミネラル感。
フレッシュなレモンのような溌溂とした酸と、グレープフルーツのような心地よいほろ苦さを感じる爽やかな余韻が最高のペティヤン!
収穫した葡萄を房まるごとダイレクトプレス。低温度帯でステンレスタンクにて発酵。
残糖が15g/ℓの段階で瓶詰し、瓶内でアルコール発酵終了。
樹齢:20年 土壌:化石が多く含まれている黄色い石灰質 アルコール度数:12% SO2: 20mg/L添加
ボルドー・サンテミリオンにも自然派の波が到達。
ボルドー・サンテミリオンにも自然派生産者が現れました。その名もヴィニョーヴル・ピュイヨ。
サンテミリオンのリブルネにて5世代にわたって長く続くドメーヌで、10区画に分かれた計8.5haの畑を所有しています。
現在畑やワインの管理を行っているのはクリストフ・ピュイヨで、彼の父と祖父がこのドメーヌを受け継いだ時は3haほどの小さなものでしたが、
隣人などから畑を購入する機会を得て今に至ります。
その当時から続くドメーヌの名前はシャトー・ベルレガード・フィジャック。
2010年に現当主クリストフが本格的に自然な造りに転換し、別ブランドとしてヴィニューヴル・ピュイヨを立ち上げ、現在は認証も取得しリブルネで唯一の自然派ドメーヌとなりました。
ピュイヨの畑の特徴はどの区画の葡萄も樹齢が古いこと。
平均樹齢が50年ほどのカベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを所有しており、左岸のグラーヴに近い砂質土壌に植えられています。
通常のボルドーワインは醗酵が進むに従ってピジャージュやルモンタージュを繰り返しますが、クリストフはそういった作業を出来るだけ行わず、
葡萄本来の味を表現できるように気を付けています。特にピジャージュは一切行わないそうです。
彼が目指すヴィニョーヴル・ピュイヨの味わいは、新鮮で爽やか、酸が綺麗で、スイスイと飲めてしまうボルドーワイン。
「本当のボルドーワインとは何か」を突き詰めている彼らのワインは、今や大人気になっています。