生産地/日本 山形県 品種/ ソーヴィニヨン・ブラン
<ワイナリー様資料より>
上山では栽培例の非常に少ない品種です。
※画像は参考画像です。
現在(2022.9)は合計で0.6㏊の畑を一文字短梢栽培で管理しています。ワイナリーから程近い植ノ山畑(0.2㏊)と生居畑(0.4㏊)の2か所の畑には、それぞれ性格の違うブドウが実ります。礫の多い赤土が主体の植ノ山畑は、比較的早熟で黄色く完熟したブドウが実ります。粘土質が混ざる赤土の生居畑は、1週間ほど遅れての収穫期。緑色~黄色になりかけたフレッシュなブドウを多く実らせます。
2種類あるソーヴィニヨン・ブランのワインは、このような畑の個性の違いを反映させています。
【かみのやまの爽やかな風】を連想させるワインに仕上げています。
<フジマルスタッフ訪問記>
タケダワイナリーさんと同じく上山市にあるウッディーファーム&ワイナリーさん。醸造家の金原さんにご案内頂きました!
ロジカルな思考とホットなハートを持つ金原さん。使用するブドウは全て自社畑なので、とにかく自社の葡萄の個性、良さを引き出すためにコンベンショナル、ナチュラル含めてあらゆる醸造手法を模索し、試行錯誤しながらワイン造りに取り組んでらっしゃいます。
収穫も1つ1つの樹の葡萄の熟度を見極め、買いブドウではできない細かな管理の下に実施されます。そして新しい品種の栽培にも積極的で、どの葡萄が土地に適しているか日々探求されています。 ブドウ栽培と醸造においてロジカルに緻密に考えながら、熱いハートでぐいぐい進む姿がとても印象的でした!
<かみのやま市ってどんなところ?>
かみのやま市は周囲を山に囲まれた盆地です。山と平地を繋ぐ中山間地には、ワイン専用品種のブドウや西洋梨などが栽培され、平地には田んぼや西洋梨、さくらんぼ、大粒ブドウの畑が広がっています。平地に見えるところも盆地の中心に流れる川に向かってなだらかに傾斜しており、排水がよく洪水などにはなりにくく農産物の生産に適した土地です。川の近くには野菜の産地などもあり土地の地形にあった様々な農産物を複合的に栽培できるのがかみのやま市です。
旅に例えるなら・・・温泉宿に泊まり体を癒し、おいしいお米や野菜・果物を食べ、ワインを味わう。クアオルトで山を少し登れば盆地を見渡せる山頂に着きサクッといい汗をいて・・・それを温泉で流す。そんなことを楽しみに新幹線でぶらりと訪れられるのが私達のある、かみのやま市です。