産地:オーストリア/ブルゲンラント 品種:ムスカテル・オットネル、ソーヴィニヨンブラン、グリューナーフェルト
リーナー、トラミナー、セームリング
<輸入元様資料より>
このワインは、The Velvet Underground の元ボーカルである Lou Reed の名曲“perfect day”にインスピレーショ
ンを受けました。
“人生の単純な喜びがパーフェクトな一日へ”、そういう気持ちが“perfect day”には込められています。
そんな日に寄り添う、あるいはそんな日を演出できるようなワインを目指しています。
濁りがある濃いイエロー。
マスカット系由来のアロマティックな香りと、シトラス、桃、白い花の香りとミネラルのニュアンス。
非常にジューシーで柔らかく、もぎたてフルーツのようなフレッシュで濃厚な果実味と、心地よい酸とシトラスの皮のニュアンス。誰もが楽しめて、気持ちが晴れる心地良いオレンジワイン。
alc:11,5% 酸:.4,9 g/l 残糖:1,3 g/l 土壌:砂質、石灰、重粘土土壌 収穫:2022 年 9 月上旬
各葡萄別々で収穫、発酵。
スキンコンタクト 2 週間したのち、オープンパットで自然発酵。
全ての澱と共に旧樽とアンフォラにて 6 か月以上熟成した後、瓶詰前日に全てをブレンドしてボトリング。
無清澄、無濾過、全ての工程で亜硫酸無添加。
<輸入元様資料より>
ワインの中に、シンプルさと正直な感情がある、ゲアハルト・ピットナウアーのスピリット。
ピットナウワーは、自分が愛飲していたフランスかどこかのワインの中に、一貫性や共通のテーマがあることに気づくまでは、栽培理論なしでワイン造りを行っていました。年月は経ち、ビオディナミのことを知ったピットナウアーは、妻のブリジットとともに、2006年よりビオディナミに転換。15ha(半分は自分のもとで半分は借りた土地)を生きたワインを造るために、独自のオーガニック精神で手入れし始めました。堆肥を与えるところから収穫までのすべての作業はマニュアル通りに行われ、カレンダーはなく、彼をあせらせるものは何もない。ブドウの完璧な成熟がもたらす味わいを大切にし、きれいなブドウを選んで、ヴィンテージのコンディションに応えたワイン造りをセラーで行っています。空気式圧搾機、温度調節付きのスチールタンク、そしてポンプなどは最新技術。彼の造るワインは、ピュアでフレッシュな果実味が特徴です。ピットナウアーは、それぞれのブドウ品種がもつ、わくわくするような、ユニークな声やテロワールがはっきりと聴こえてきそうなワインを造っています。
●ピットナウアーのこだわり●
2006年よりピットナウアーは、化学合成物の使用をやめました。使っているのは、硫黄と銅、スプレーするのは、500番(牛糞のプレパレーション)と501番(水晶のプレパレーション)だけ。水晶はシリカを含み、ブドウ自体や葉など地上に出ているところに作用し、太陽のエネルギーとの結びつきを強めます。500番と501番はビオディナミ農法で使われるプレパレーションです。これらを4輪バイクとトラクターでスプレーするのですが、これは重量が少ないため土壌に対する影響が少ないためです。醸造過程では、発酵はベーシックなクラスまで問題が起こらない限り自然酵母を使用し、酸化防止剤(SO2)は必要分のみ使います。果実の自然な持ち味を生かすために、新樽使用率をかなり減らしています。(トップキュヴェでも100%旧樽。最高新樽1割以下)