産地:オーストラリア 品種:セミヨン
・前ヴィンテージよりややボリュームを感じ、バリック由来のリッチさもあります。酸の伸びも良
く塩味、旨味も感じます。
【以下輸入元様資料より】
2018年の来日時、メルボルンにある人気レストランのオーナーシェフMorgy Mcglone【モーギー マッグローン】と、人気ワインジャーナリストMike Bennie【マイク ビニー】、著名ワインディストリビュータであるAndrew Guard【アンドリューガード】らと渋谷で意気投合。「一緒にワイン作ろう!」と始まったのが、このShibuya Meltdown【シブヤ メルトダウン】です。
メルトダウンという言葉を聞くとややネガティヴな想像をしてしまいますが、インスタ等で検索していただくと何故彼らがこのネーミングにしたのかがわかるような気がします(笑)。
10年ほど使われたフレンチバリックを使用し、ややブルゴーニュを思わせるリッチな味わい。シャープで伸びやかな酸と塩味や旨味が同調し、魚介系のお料理やグリーンサラダとの相性がとても良さそうです。
■造り手紹介(インポーター様資料より)
今のオーストラリアワインに於いて最も意思が籠められたワインと言えると思っております。
ハーカム ワインズのリッチー ハーカムの送って来た人生を知り、更に現在進行形のプロジェクトを垣間見ると、実に驚かされてしまいます。
全てを「人の為に」捧げる決意は揺るぎなく、その意思が反映されたワイン達。
リッチーが今から4年前に一度バイク事故で心肺停止となり、奇跡的に死の淵から戻って来た背景を持っている事をご存知の方もここには多く居て下さると思います。重度の粉砕骨折を負い深刻だった左膝は、脳死の為に臓器関節提供を希望していた13歳の少女のお陰で、今では軽いジョギングまでこなせる程回復しました。
現在彼はワインを作る事で得られる大部分の収益を貧困にあえぐコミュニティに学校を設立する為に注いでおりますが、それは決して偽善的要素を一切含まない、彼の心に最も大きな喜びを齎すプロセスだと言っています。元々マサイ族の少女達が通う学校に講堂を建てる事からスタートしたプロジェクトは、昨年ミャンマーに3つの学校をプレゼントする事に至り、今年は更に数校の寄贈を予定しているそうです。
彼は血筋が超の付く程に裕福な家族の出身ですから、私もワインビジネスを含めて懐疑的な視線を持った事が過去にあります。
しかしながら昨年実際に彼のワイナリー(ガレージですね)訪れて、その大いなる愛とワインの質が素晴らしい事を確信として持ち帰る事が出来ました。学問ではなく実体験に基づいたワイン醸造は、一般的に考えらえれている方向とは多少違い(特に白ワイン)ユニークでもありました。ネズミ臭を避ける為に逸早くボトリングをして寝かせるコンセプトを聞いた時は驚きましたね