「トゥ・タン・キャノン=全て(の葡萄)を大砲に」と「ツタンカーメン(正確にはトゥト・
アンク・アメン)」と語呂を合わせたワイン名通り、栽培している葡萄全てを混醸したワイ
ンになります。
やや濃いめの色調に反し、非常にみずみずしさを感じ、フレュシュでドリンカブル。
1000ml ボトルですが抜栓後の不安定さもありません。(3日目もマメは出ませんでした!)
産地:フランス、ラングドック 品種:メルロー40%、ガメイ 40%、ブロコル 10%、ロワン・ドゥ・ルイユ※白葡萄 10%
<輸入元資料より>
ワインについて:
樹齢: 20~40 年
アルコール度数: 11.5%
土壌: 粘土質・泥灰岩質・石灰質
栽培/認証: ビオディナミ栽培/AB ラベル、デメテール・ラベル認証
収穫: 手摘み
酵母: 自然酵母
SO2: 17mg/L 添加
全ての品種を混醸造。アルコール発酵が開始した後、ロワン・ドゥ・ルイユを破砕し、白
葡萄のジュースでタンク内を満たします。10 日間の醸し発酵後、コンクリートタンクにて
7 か月間の熟成。
<生産者について>
2000 年、ノルマンディー地方出身のシャルル・ボナフォン氏の親が設立したドメーヌ。
当初から有機栽培を行っていた。
その後息子のシャルルが全て買い取り、2014 年からはビオディナミ栽培も取り入れる。
ドメーヌは全体で 30 ヘクタール。そのうちの 15 ヘクタールはブドウ畑、他の土地は果
樹や野菜畑に使用。シャルル氏は、ブドウ園の生物多様性を再生し、動物 (ミツバチや、
天然肥料生産に重要な羊など) を再統合する目標を目指し、正に農園のような農業生
態系を建設したいと考えている。
畑の地質は白い石灰質。ブドウのありのままの味わ
いを引き出し、透明感のあるワイン造りを目指している。
ワインのバランスを求め、ブドウ品種のブレンドは収穫後に行い、様々な品種を混醸造。
天然酵母でのアルコール発酵、そして SO2 も無添加あるいは少量での使用。
とても美
味しくて飲みやすい、ヴァイブレーションを感じるワインです!