《Mahiro Selection》
ほのかな⼟の⾹りに熟したダークチェリーのフレッシュかつジ ューシーな⾵味。カカオニブのようなコ ク深く永〜い余韻。
『シルボパスチャー』ってご存知ですか?
農作物や樹木の栽培、飼料、家畜の放牧を相互に利益のある方法で統合する慣行のこと。 似たような⾔葉で『アグロフォレストリー』と ⾔われたりもしますが、長くなるので割愛。
ワインの話に戻りましょう。まさにそれを具 現化しているのが、彼(女)ら。畑一面に広がる緑!そして除草作業を手伝うのは、馬や 数十羽の鶏たちなんだとか。
レスティニャックのインスタグラムは見ていてとてもワクワ クします!私事ですが、大学時代のレポートでもこういった自然農法は取り上げたりし て、この手の分かりやすいグリーンな行いは大好物です。
まずご紹介するのは、メルロー主体のカベルネ・ソーヴィニヨンとのブレンド。粒の小さ い葡萄が⽣み出す凝縮感!ほのかな土の香りに熟したダークチェリーのフレッシュかつジ ューシーな⾵味。タンニンはサラリと溶け込んでいる印象ですが、カカオニブのようなコ ク深く永〜い余韻があります。
定番のラザニアはもちろんですが、マイルドなアジアンス パイスが効いた⽺⾁のビリヤニなんかも間違いないです!
(輸入元資料より)
生産地:フランス /シュッドウェスト/ベルジュラック
種類:赤
品種:メルロー、カベルネソーヴィニヨン
アルコール度数:13.0%
栽培:
真北向き⽯灰⼟壌の斜⾯に植わる樹齢50年超えのぶどう。 表⼟が殆どなく岩盤から直接ぶどうが⽣えていることにより、 ⼒強さと豊かなフィネスが得られる
醸造:
10⽇間ステンレスタンクで醸し後、 30ヶ⽉12HLの卵型アンフォラGresにて細かい澱全てと共に熟成。
生産者について
シャトー・レスティニャック
■熱い情熱を持った若いカップルが造る “⽣きているワイン“は栄養ドリンク
ベルジュラックの南部に、熱い情熱を持った自然派生産者が登場した。若いカップル、カミーユ&マチアス・マルゲにより2008年設立されたシャトーだ。13haのぶどう畑は、雑木林や生け垣、野鳥など様々な生き物や微生物が生息する池などの中で複合農業が営まれている。ワインについての学業を終えワイン造りの経験も積んだ彼らは、周りから「ネオ・ヴィニュロン」と呼ばれる存在だ。言ってみれば、新世代の栽培家といったところだろうか。従来の生産者のように決められたやり方で単にぶどうを栽培しワインを醸造するのではない。テロワールを感じさせる美味しいワインを、ぜひとも味わっていただきたい!